金鯱賞(GⅡ)中京芝2000m

タップダンスシチー完勝。逃げ馬で上がり3ハロン33.8というタイムが注目されているようですが、それよりも上がり4ハロン45.4とか有り得ないでしょ。今回は最初の1000mが61.5でかなりのスローですが、ここからが暴風。後半の1000mが57.4では、長い脚を使えない馬はどうしようもありません。前の馬はなし崩しに脚を使わされて総崩れ。後ろで2着争いに徹したヴィータローザは好判断だったのではないかと。要するに皐月賞シックスセンスみたいなもん。着差2馬身半は見る人によってはどうも…という感じもするかもしれませんが、前に要る馬がみんな同じような脚になる展開でつけた2馬身半という着差は並大抵の物じゃないと思います。宝塚記念に向けて死角無し。

なお今回の完勝によって、宝塚記念ゼンノロブロイと人気を分け合う事は確実。多分、両方2倍台で3番人気が10倍台後半〜20倍台前半みたいな感じになるのではないかと。グラスワンダーの勝った年も似たようなオッズでしたが、今回はそれよりも顕著に2強に買いが集中しそう。伏兵になりそうなのがビッグゴールドくらいしかいないもんな…。ディープインパクトが明日勝って出てくるならまた話は別だけど、それは間違いなく無いだろうし。

あ、そうそう。金鯱賞の結果は1着から◎−▲−○。普通なら完全的中なんですが、私は◎−○軸の3連単と◎−○の馬連くらいしか買ってませんでした。◎−▲−○で馬券外すって、もうどんなセンスしてんだと小一時間(略)。昨日書いた通りの買い方ならきっちり取ってたんだがなあ…。